詩人:甘味亭 真朱麻呂
泡のように消えていくせつない時の中で 君とこうして出会えたことや愛をこうやってはぐくんでることが
僕をつよくしてくれてるんだ
幸せになれたのも君がいたからこその結果なんだよ
たどり着くのはいつでも宛のない明日
僕に明日が来なくなるまで僕はその明日と本気でどこまで向き合えるのかな
そして今日も行き場のない思いを抱え
流れゆく時の行く末には光があること
なにより願いながら僕はそれを期待して
歩き続けてゆく
生きてゆくのさ
たとえ明日が暗闇に閉ざされてもきっと大丈夫
君がいればなんのことはないさ
それだけ確信できたら
また僕はこの足でまえに一歩進める
進めずにいた理由もなくなったから
今 僕は明日のラインを踏みしめる
みんなが基準になっていつでも当然とばかり突きつけられるけど
それでも僕は負けないから
君がそこで笑顔を浮かべ そばにいてくれる限りは
ずっと永遠に愛はここにあり
ふたりの暮らしの中に僕は君の僕として棲み続ける
小さな屋根の少しばかりの庭の中で
植木の手入れなどしながらそれが行き届くのを永遠に毎日確かめながら
君の話に耳をかたむけ
君の目に映る景色が少しでもやさしい景色になるように
好きになってもらえる僕であるように
少し無理をしてもイヤじゃないよ
それが僕にとっても幸せになるんだから
安心してね
僕はこんなに幸せ
西日のさしこむ窓側の部屋で本を読みながら気がつくと眠ってた自分に気づくみたいに時などつかの間に過ぎるから
そうなるまえに目を見開いて少しでもふたりの時間を過ごしていこう
永遠に消えない証を 胸にひとつひとつ いつでも刻み込みながら 今日も過ごす
そんな日々の中 答を捜す 捜す
君と僕の心の中
隠れてる嘘を炙り出す 本当を語る僕らには必要ないからさ だから安心してね
もう嘘は無しさ。