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詩人:甘味亭 真朱麻呂
彷徨える人たちが今日も悩みながら
生きていく意味さえもつかめないまま
言葉になってくれない思いの抜け殻だけを
抱きしめながら歩いていくのが常なんだと
思い始めてきたこのごろ
今ごろを生きている
あなたの背中はまるで猫みたいに平らさ
四つん這いになって
「にゃー」と鳴きさえすれば猫そのままさ
一人きりの帰り道は
ひどく寂しかったけど
わがままの一点張り
そんな僕はだめだから
ロンリーガール
論理を問わば
ロンリータイム
君はずっとそこで笑っていてください
終わりある時間とずっと気づきながら
君は今を生き
せいいっぱい
自分を走るよ
傷つき傷つけながら
めいっぱい
自分なりに
ゆくよ ゆくよ ゆくよ
raspberryみたいに酸っぱ味がある
日々 生きてんのさ
クランベリーみたいな
青い顔をしながら
僕を生きてんのさ。