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[125986] 熟年離婚1990〜2008

詩人:甘味亭 真朱麻呂

心からはみ出した
悲しみがまた今夜も涙を流させるの
もう何度となくたったひとつの悩みに流してきた悲しく冷たい涙
古い人間だからさ
そんな新しい時代に順応できない風邪をこじらせる

ためらうように
妙に熱っぽい
身体はとてつもなく
ああ 寒いよ
それでも 寒いよ
なぜかな
なぜかな
なぜかな こんなスコールの中で

絶対的に
そんだけで片付けない
だけど いつも
散々悩んでも
答なんて出ない
結局散々悩んだ挙げ句出てきた答はこんな事だけさ

気が狂いそうだから
最後に逃げたといったおまえを許せない
今も覚えている
脳がとろけそうな夏の午後
夏の午後

切り出した終わりとつきつけたはずの今まで過ごしてきた日々より短いけど永遠よりは確実に長いさようなら
本人は気づいてないのが他人には相当の負担になってます
それを私はイヤというほど知ってます
知ってきました
もう本当に

悲しくて 悲しくて
お寝んねしてる間に
同じ音は同じように同じ気持ちを投げる
だから私は変わらない悲しみを感じるんだ

こんなに こんなに
こんなにも
我慢ばかりしてきたから knockdownさ
僕は
こんなにも こんなにも ああ
我慢ばかりしてきたから knockoutさ

あーもう あーもう
僕はもうだめさ!
あーもう あーもう
我慢してきたけど
そんなのもういやだ
耐えきれない これ以上の苦しみも生活も疲れすぎたから
やだやだやなんだ。

2008/05/10 (Sat)
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