詩人:どるとる
あたたかい陽射しの中で笑っている君のその笑顔は
まるで大地に降り注ぐ太陽のまなざし
君が笑えばなぜか僕もうれしくて
君が泣いているとなぜか僕も悲しくなる
そんな通じ合える部分と争い起こすように通じ合えない部分があるけどそれが僕らの愛を支えている
はじまりの風が今
胸を吹き抜けてゆくよ
僕は今 君と笑う
君が僕に笑うように
君が僕を愛すように
僕も君に笑うんだよ
僕も君を愛すんだよ
見返りを求めないその思いに今日もまっすぐな笑顔で応えよう
どんな運命の風が吹いても僕らは動じることなく 鼻で笑っていられる
僕らはこれでもかって位愛を知ってしまったから今さら離れられないんだよ
不器用な僕だけど
人を愛すことに不器用も器用もないだろう
だから僕は僕のできる精一杯を 見せるんだよ
大事なものはきっときっときっと
そんなに難しい事じゃなくて 変わらないきもち持ち続けている事守るだけで
ふたりはいつまでも
笑っていられる
僕は何度でも思うよ
誰の瞳に美しく映るあの桜のように
僕も君も もっともっと愛をふくらませてゆこう
はじまりの風に吹かれて 桜色に染まる道の上を 手をつないで歩く こんな景色さえも永遠じゃない事
痛いほど知っているから 僕と君いう花が枯れてしおれてしまうまでの残された時間を大切にしよう
この僕の空っぽの頭の中に咲く満開の桜の記憶
君と僕をつないでる
いつまでも忘れない
大事な記憶
桜を見るたび
よみがえる記憶。