詩人:どるとる
生まれた事 間違えだったのかな
時々そんな気持ちに陥るよ
生きてる事 間違えなのかな
時々そんな風に自分を責めるよ
僕ら人間は自分が生まれる事に
逆らう事も抗うこともできない
生まれてしまった時から 僕らは誰もが長いこれからの人生を背負わされる
それが間違いか正しいかを決めるのは誰なんだろう?
心は気まぐれだから
時々その事に背を向けるけど
ある時は生まれた事に心から感謝してる
一体僕は何をしたくて何をすべきだろう
誰も責められない中でどんな人生 築いていけばいい?
もう何がどうなっても構わないと
人生に投げやりになる時もあるけど
今ここにいる事の喜びを考えたら 簡単には逃げ出せないよ
ある時は生まれた事がすごく嬉しくて
ある時は生まれた事がとても悲しくて
ある時は生んだ人を憎んだりもして
ある時は生んでくれた人に感謝して
矛盾ばかりの僕の心はけっして定まらないけど
生きる事に異存はないから 明日も何かを信じていられたらいいなあ
生まれた事がこんなに嬉しくて
生まれた事をこんなに悲しんで
眠れない夜も希望持てない時もあるけど
確かに それを覆すようないい日もある
だから生きているんだ
人の一生は何で決まるかわからないけど
何が一番で何をしたからえらいとか そんなのはないけど
一番大切な事はきっと自分の人生に誇りを持って生きることだ
向かい風の吹き荒れる世の中に立ち向かう追い風になって
今を吹き抜けてゆこう
生きるということは 息をしてることや立っているだけでは果たされないよ
生きるということは傷ついて 失敗して 過ちを犯して はじめて 生きている意味が出てくるんだ
誰かを助けるのも誰かのために何かをするのも生きることだけどそれよりも大切なのは自分に誇りを持つことだ
自分に誇りを持つことではじめて僕は生きられる
僕は誇りを翼に生きる。