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詩人:甘味亭 真朱麻呂
流れていく時の中で
薄れつつある色褪せた遙かな記憶
投げ出してしまった夢もやりかけの課題もそれらすべてが今なら光とよべる
僕らは常に前へ向かい歩いてる
その証拠に今日という日もいつの日か過去になるだろう
明日とその先を未来とよぶなら
今現在僕らが生きるこの時を未来とよんだ
遠い昔の人々
その人たちと同じように僕もいつかその人々とおんなじように過去の人間になる
きっと僕のことなんて覚えている人はいないだろう
よしんばどんなに有名だったとしても
いつかその人を知る人もこの世から消える
そんな風に人はその時代時代を生きていき誰しもが死という終わりと生という始まりを繰り返し繰り返し重ねてきたのだろう