詩人:ユズル
さまざまな槍の夜それでも空はうごめいて紫と紅 碧のきらめき稲穂のような金流れるマーブルの海宝石のような言葉たちが枯れていた木に瑞々しい果実を実らせるぴかぴかと輝くそれが淡い桃色の頬を呼ぶのそういったものが愛おしいその人々は固いパンを頬張りながら葉からこぼれる光の下であの人にも夢を見せたいと想いを馳せて今日もうたをうたうよ