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詩人:甘味亭 真朱麻呂
流れゆく季節の中で またひとつ歳を重ねる
小さく笑ったほほが なんとなくあたたかい
くり返す旅は僕に最後の日にはなにを教えてくれるだろう
そこになにを期待してるだろう
僕は この旅の終わりになにをいったい望んで生まれて
必死に今 働いているんだろう
積み重なる貯蓄ばかり気にしてるけど
買うものもいざとなったらあまりなく
貯まっていくばかりの預金通帳
サヨナラが悲しくなくなって
慣れ始めた頃には
君の為に書く便せんに同封した
季節の花もしおれないようにちょっと考えて
押し花に変えたよ
本の下でしわしわになった押し花がぺちゃんこになって
君のいる遠い異国へと渡ってゆくのさ
近いうちにきっと届くだろう
確かな日時はわからないけど
あずけた先の誰かの迅速な対応がその有無を分ける
速さもそうさ
君が待ちわびれば待ちわびるほど君が認知してないところではまだ悲しくなるほどとろく長い時間がかかることなるかもって考えたら
悲しくもなるけど
僕はただいつでもいち早く届くことを祈るだけで精いっぱいだし限界さ
僕はひどく無気力で世界や国際機関を動かせるような
力は永遠に持つことは出来ないけど
君を思うこの愛に限りなどないことを約束しよう
それだけは無敵なのさ
無制限のゲージはやがて限界をはるかに超えて跳ね上がるだろう
常識なんかけ飛ばすほどにみんなの予想なんか目にもの見せてやるって超えて超えて超えてゆくんだ
君のためならば力持ちにも詐欺師にもなれるんだ
君が望むならば僕は嘘も他人を傷つけることも厭わない
けどまだかろうじてそんな危険なミッションは司令官の君からは届いてない
喜んでいいのかどうなのかはわからないけど元気をまた取り戻して強い自分をまた引き出せるようになったらさっきより少し歩く速さを速めてみよう
僕は機動隊。