詩人:どるとる
どこまでもわがままな
人に振り回されて
貴重な休日も荷物を持たされてるうちにいつしか 過ぎていく
路線図に描かれた いくつもの知らない駅
僕が指差して 変わった名前の駅だねとほほえむと それがどうしたのと冷たくあしらわれる
笑うことさえめずらしいくらい感情に乏しく欲張りでわがままでしたたかな人
僕がこの世界で一番愛すべき人はそんな人
だけどとても素敵な人
君と一緒にいて我慢してられるのは僕くらいなものだよ
いつもいつも君に気づいてもらえないふりされても
いつも隣に僕がいる。