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詩人:さきネコ
ぴたっとひとつに決まってくれない
こんな気持ちはもやもやするけど
変化があるのはいいことなのかも
ゆらゆらしてるのも悪くないかも
一分一秒がびしっと整列して
明日に向かって足並み揃えて
その一番後ろについてみて
一緒に行進したら なんか笑えた
硝子の破片 君にあげる
もっともっと みんなにあげる
そうしていつか また会ったとき
合わせてひとつの窓硝子にしよう
それはめ込んで外を見よう
意外と あの日の景色が広がってるかもしれないから
僕らの記憶がそれぞれ集まって
不思議と あの日の気持ちが再生されるかもしれないから