詩人:どるとる
どんな悲しいことがあったって
見ているだけで滅入るような雨が降る日も
君となら
笑っていられる
はじめて生きてきて
本物の幸せに出会えた気がするから
少し遅いかもしれないけど
伝えたい
届けたい
熱いくらいのこの愛を
手を繋ぐことさえも恥ずかしかった
あの頃の僕はもういなくなったよ
今は少し たまにけんかして すれ違いが生じる日々があるとなんだかさみしくなる
そんな気持ちがあの頃のことを思い出させてくれるから
けんかする事も
わるくないね
全くないよりは
いいと思う
大切なのは君と過ごした時間じゃなくて
その長さでもなくて
きっとその中身なんだよ
どれだけ短い時間でも
素敵な思い出があれば人は忘れないから
だから君とこれから死ぬまで一緒にいれる この長い長い時間を無意味な時間にはしないよ
たくさんの思い出を
つくっていこうね
自信なんか ないよ
勇気なんか ないよ
自慢できることも
ない僕だけれど
君を愛することは
誰よりも 僕が一番だから
忘れないでね
君の傍にいるこの馬鹿な僕を
さみしくなったら
いつでも呼んでね
そのための僕なのさ
どんな悲しいことが
心の中に雨を降らせても なぜか笑っていられるのは君が傍にいるから
君となら
君となら
何が起きても
誰に傷つけられても
笑っていられるよ
強がりじゃないんだ
たったひとつの僕の自信と呼べるもの
宝物のように死ぬまで 抱きしめて
愛と名づけたそれを
大切に大切にしよう
そしてまた夜は訪れて 君の名前を呼ぶ僕がここにいて
返事をする 君がそこにいて
そんな毎日がのんびり続くだけ
ささいな出来事に揺れながら
時には贅沢もして
泣いて笑って
生きていこう
お日さまが昇れば
出かけて
お日さまが沈めば
飛んで 帰る
そんな日々をたらたら繰り返して
人生というパズルを組み立てる。