詩人:快感じゃがー
言葉で
頭が
破裂しそうだ
あいつの
行為で
心の臓は
動けなくなった
どうしようもないのは
現状で
未来に
許しを請うことの
愚かさよ
「馴染めない」
世界で
離脱してゆくのは
可能ですか
この身も
魂も
全部
置いてゆくから
棺に
言葉を
入れてくれれば
それでいいから
溶けてしまえるのなら
氷のように
或いは
雨に打たれる
迷子のように
狼の群れに
囲まれた
子鹿のように
弄ばれ
挫く
愚かさよ
離脱するのは
可能でしょうか
追ってくる
日の出
北へ北へ
賽は投げられて
出くわす
カニバルには
理解ってもらえるはず
いま
柩に
言葉を
入れて置きます
悲しい時に
どうか
抱きしめて下さい