詩人:凜一
あの人に触れる方法
誰か教えて
少し前まではそう思ってた
自分一人では
どうすればいいか分からなかったから
誰かが手を差し伸べてくれるのを
若しくはあの人の方から触れてくれるのを
待っていた
あの人を忘れる方法
誰か教えて
今はそればかり考えている
結局
どんな状況に陥ったって一人じゃ何もできないんだ私は
あの人を「愛そう」と決めたのは他の誰でもない
私ただ一人の決意だったのに
今はもう
依頼心が本気の邪魔をして
どれだけ愛していたかなんて
きっと伝わりっこないね
でも
仕方なかったんだ
もう一人ではどうすることも出来ない程に
愛しすぎてしまったんだ