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詩人:さきネコ
画面から頭の奥に飛び込んだ ちぐはぐな映像は
目の前にあるのに掴めない 僕の心のもどかしさに似てた
記憶の中の煌めく星はかすんでて
つなぎ合わせてもメッセージは描けなくて
だけど ただ黒いだけだったそのキャンパスに
落とした一雫の光はよく映えた
夢の方を見つめててもいいのかな
きっと格好つかないけど
正論並べ立てて 強がって
あんなキレイな色してる 明日への道を塞ぎたくない
ノックも忘れてけしかけた言葉を
君は笑顔で受け入れてくれるから
もう陰で涼んでいるのはやめよう
陽の明かりの下で 汗流して駆け抜けよう
そう思えたあの日の空くらい
美化してもいいよね
夢の方から光が流れてくる
手持ち無沙汰な風と一緒に
その中の一粒をつかまえて チケット
僕も目指すよ 眩しい明日への挑戦者
武器も防具も何にもないけど
君の笑顔と夢があるから
少なくともこの心は折れない
それならきっと掴める
大丈夫