詩人:甘味亭 真朱麻呂
明日の扉 未来の扉 死んでしまったその後の扉人はいろんな扉を開き生きています ただふつうの扉と違うのは鍵は必要なくて いつでも扉は開けっ放し 何方でもはいれる ただひとつ 入った扉は閉まってしまって もう後戻りはできないということ それだけをのぞけばふつうの扉と変わらない 扉の向こうで まだ見ぬ明日が待っている今日もまた扉を開けて 光という名の希望を抱き 虹色のベールで輝く未来に生きていく 明日を望み生きていく。