詩人:Ray
生きる意味を
見出だして
希望と自信を持って
いまを
本当に生きている人は
いったい この世界に
どれ位 いるだろう?
「死」を
本気で考えた
あの夏。
過ぎ去った今でも
やっぱりあたしは
のこのこ
生きていて
楽しさも 幸せも
それなりに感じて
希望や夢なんて
まさか
持てるはずもないけど
それでもやっぱり
明日を迎えようとしている。
左手首の傷は
いつの間にか消えて
気が付けば
「絶望」さえも
忘れていた。
ねぇ あたし
それでも こうして
生きて
笑ってて
いいのかな・・?
明日を迎えることが
あたしには
どうも
「罪」に思えて仕方ならない。
生きる意味を
簡単に知ることが
出来たなら
そりゃ誰だって
苦労しないだろうけど
あたしには やっぱり
一生、
分かれない気がする。
神様が与えてくれた
この生命
あたしには
痛みでしか
ありません。