詩人:さみだれ
誰も君のこと気にしちゃいないよ君のこと暴こうなんて思っちゃいないよそこいらの石ころを踏んだり避けたり蹴ったりしたこと忘れたようにどれほど喚こうとも聞こえやしないよ君の部屋は防音でまして入り口も開口部もない出てくることすらできないよだから君は生まれてすらいない死んですらいない中途半端な丈似合わない筆舌決壊した理論生も死も忘れた物ただそこにいていることを誰も知らなくてつまり存在できていない