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詩人:どるとる
ひとり光と影が交錯する中を歩き続けて
言葉にならない思いを歌にした
思いのままにならない世の中に背を向けた
少年よ 言いたいことはわかるさ
だけれど今は肝を冷やせよ
時には 傷つくことも大切なんだと気づくことだよ
答えはいつも難しいから 無視したい気持ちもわかるけど
向き合わなくちゃいけない時もあるんだ
正しいことは
融通が利かないから
好きじゃないけど
常識は窮屈だけど
縛るものがあるから
秩序は保たれる
少年よ 今は泣きたいだけ泣けばいいさ
思春期という
トンネルを
吹き抜ける風となれ
街灯の下で 言いたいこと全部ぶちまけた
そんな夜は
思いのほか
気分がいい
結局大人は 自分勝手で
正しいことがなんだとか言ってるけど正しさを都合のいい理由にして ずるいこともやっている
少年しかり 今は笑いたいだけ笑えばいいさ
いつかでっかい夢を叶えてやるから
いつになるかはわからないけど
このトンネル抜けたら きっと何か
わかる気がするんだ
少年よ 今は暴れたいだけ暴れればいい
でも大切なこと忘れちゃいけないよ
おまえは腐っても人間だということ
それを忘れなければきっとおまえもいい大人になれる
でも僕はいい大人よりいい人間になりたいのさ
時代を彩る光と影
時に残酷なまでに僕らを裏切るけれど
僕らだって同じさ
さあ 出陣だ
この世界は
戦場と化した。