詩人:どるとる
受話器の向こうには遠く離れた恋人
久しぶりの声に胸がときめいたよ
こんなときに限って
出てくる話はないものさ ただ二人は笑いあった
いつか二人で暮らせる 日を夢見ながら
二人は何時間も話し込んだ 声と声だけで
いつまでも いつまでも僕は君を大切にするよ 今度長い休みもらえたら会いに行くよ
君の笑顔はまるで太陽みたいだよと話す僕の笑顔は君にどんなふうに映ってるのかな
悲しいくらい 愛があふれてる
会いたい 会えない
繰り返す日々の中
心の距離だけは
離れないようにと
強がっている二人だった
おしまいのないラブストーリー
ページはめくられて
春がやってきたけど
なんだか悲しいニュースばかりだから笑えないね うまく
それでもどこまでも どこまでも僕は君を愛してみせるから
あふれるこの愛を何年かけても届けるんだ
ほらね心に愛があふれてる。