詩人:ジャガー
天秤にかけたって
過ちと痛み
罪人と敗北者
あまりに不平等じゃないか
僕は懸命に生きてたはず
時々馬鹿らしくなるくらい
参る刻
アーティスト気取って
得た物なんか無かった
下らない世の中で
楽しいふりが疲れて
僕は時々死にたくなる
自由を手に入れようと
金を集めるほど
金に縛り付けられた
誰もかれもが
立派に振る舞っていて
孤高の狼なんか
とっくに下らなかった
退屈な毎日で
辛くないふりをするほど
僕は時々死にたくなる
参る刻
ようやく欲しがってた
自分の宝物に出会った
貴方だけが美しく見えて
貴方以外は死んで欲しいと
思えば思うほど
空白の下らない死にたかった日々の罪
貴方と僕の些細な罪に
もがき苦しみながら
僕は時々死にたくなる
参る刻
恐らく死ぬ事を拒む事に疲れて
多分僕は死ぬだろう
僕は時々そう考えてしまう