詩人:りんくす
窓を開けると冷気に誘われ寝ぼけまなこの猫が網戸ごしに外を眺めにやってくるひばりの囀りにそらへくんくん鼻をふくらませる梢の若葉が陽に照らされ葉を広げる様を一つ一つ観察しているように飽きる事なく外を眺めているやがて背 前足 後ろ足の順に伸びをしてまだ眠い毛布の中で丸くなる