詩人:阿修羅
責めたてるようなことは
致しません
危害、加えぬように
黙っておりますから
などと、
ご機嫌取りすりゃ宜しいですか
ぎゃあぎゃあ、と
喚けば宜しかろうよ
あたしの知ったこっちゃない
うんうん、と
さも聞いているかのように
スルーして差し上げますから
この世は所詮、の
寄せ集まり
常に不満、常に不安
鬱陶しい
全てが消えればいいのにと
自分が創り上げたモノに対して
八つ当たり
腫れもんみたいに触れんなや
噛み付いてやろうか
何が分かる
そこいらの一般と
ごったにされちゃ、たまんねぇよ
どうせの猫っかぶりさ
それでなんだい
知ったかぶりかい
頭がたけぇわ
身の程を知れ