詩人:磯六
皆が俺を追い越して行く
努力が嫌いな俺じゃ
あいつらに追い越せ無いかも知れねぇ
皆が先を急ぐから
最後にゃ俺は一人っきり
だがその環境が
その悔しさが
俺を“狼”に変える
あいつらに追い付こう
あいつらを越えてやろう
這上がって
這上がって
転んでも
傷ついても
這上がって
這上がって
やっとあいつらに追い付く時
お前は立派な“侍”になる
“自分”と言う壁を越え
“侍”になる
そしてまたお前に越えて行かなければならない
壁が出来たら
またお前は
“狼”になる
2005/12/11 (Sun)