詩人:芥子、
容れ物(体)と中身(心)が
一致しないの
ビミョウにいっつも
噛み合わないの
中心軸すこし
ズレてるみたいな
まっすぐなはずの
線がすこし
歪んでるみたいな
気づいたらこの
容れ物の中にいたの
正しさも間違いも
ないはずなのに
ちょっとずつ
なんかが
おかしくなってる
ずっと前から
なんかが
おかしいと思ってる
だけどすべては
神様の言うとおり
このまま行くしか
方法が無いらしく
矛盾と葛藤だよ
バイオリズムの波
自縄自縛的人生
悔しいけどわるくはない
気づいたらこの
容れ物の中にいたの
みんなもそうでしょ
選べなかったでしょ
出たいけど出られない
だから悪あがきをして
今夜も眠ろうか