詩人:山鳩
長く遠く白く水平線へと棚引く紺碧の海原 白い泡沫もう港は遥か遠くに永く遠く白く私は時折後ろを振り返る蹉跌の日々を重ね哀別のあの日は遥遠くに私はこの海原に航跡を残しながらようやく君のすべてをその中に捨ててしまうだろう