詩人:山猫
喧嘩した土曜日の夜に
今度会う時を思って
鏡見ながら作った笑顔は
赤くなった目がちょっと変
心の中でつぶやいた
何でいつもそうなの?
脱ぎ捨てたTシャツ丸めて
壁にぶつけても落ち着かない
じゃれ付いた足もとの猫を
愚痴をいいながら抱き上げる
TVを見てもお風呂に入っても
モヤモヤしてはまってる
携帯電話のメモリダイアル
一回コール鳴らしてすぐに切る
こんな事何度も繰り返してるけど
今回はちょっとダメかも
なんて弱音はいてる
気がついたらすぐに電話して
ゴメンの一言で許してあげるから
光りだす携帯
画面にはあなたの名前
すぐには出れない
声を整えてさりげなく
でもその後黙り込む
電話かけた?
なんて分かってるくせに
一歩譲って私から言おう・・・
「ゴメン!」
二人同時に言って笑い出す
私たちやっぱりこうじゃなくっちゃ!
また喧嘩しないようにもう電話切るよ
これからも仲良くしようね
おやすみ☆