詩人:甘味亭 真朱麻呂
頑張って生きなさい
涙を流しながらも
頑張っている姿は素敵
生きてる者のつとめを最後の日まで果たしなさい
君はいつも僕の目を見て
こう言うんだよ
ああ うん、生きる
言われなくても
そしたら僕は次の瞬間
そりゃ、そうだよねなんて言うかな
ああ 声にならない思いを今 精いっぱい形にして伝えたら
君はこの精いっぱいの思いと同じくらい精いっぱい笑ってくれるかな
笑顔を見せてくれるかな
生きて ただ 生きてほしいんだよ
当たり前でも大切なことさ 当たり前だからと埋めないで
すまさないで
生きて ただ 生きていることの難しさを
君に教えなくても君は知ってるはずなのさ
生きてるから
ただ生きてるだけが生きてるとは限らないけど
息を深く肺に吸い込んで
君は笑った 精いっぱい
今できるだけの力加減で
君は生きてる 君なりに
生きてることがけっきょくは一番の幸せ それが見失われてる現代はそのうちそんな哀れな人たちであふれるだろう
当たり前な幸せのどこか幸せだと
当たり前な幸せの意味さえもわからない不憫な人たちが増えてく 街をさまよう
未来が今 見える
このままで行けば
そうなるのも遅くはない
近づくそんな腐敗時代
それに比べて君はのんきだ
君の顔見るとそんな事嘘みたいにどうでもよくなるんだ
ふしぎな ふしぎな
君の笑顔は不安さえも消してしまうmagicsmile
その呪文は あの『うん、生きる』だったんだね
あの瞬間から僕は魔法にかかってた
魔法にかかってたみたいだ
気がついて驚いた
それこそmagic
腐りかけの時代でゆいいつ無縁の人
それが君かもしれない
だから時代から分けられた腐ることもない君さ
ふだん気づかないものに気づいて 当たり前な事が何より愛しく思える幸せが今は最高だ!