詩人:甘味亭 真朱麻呂
ちょっと笑えてちょっと楽しくてちょっと幸せ
そんな人生が本当はいい
そんな人生なら素晴らしい
みんなが望んでる未来での幸せは
あまりにも現実から遠く離れすぎた
いうなれば架空の理想論
その形を忘れないためにいつでも人は現実から逃れるように夢をみる
そして心を潤すようにいやすんだな
人には夢がなけりゃ明日は暗いままさ
なぜなら夢とは人にとってなくちゃならない希望の光だから
その光を見失ったら人は明日をも生きられない
夢が僕たちの命を生かしつなぎ止めてる唯一のものだから
繰り返す現実と夢のつなぎ目を断ち切ってしまったら
たぶん僕らはおかしくなる
狂い出すのだろうな
夢は人にとって大切だ
あまりにもあまりにも
大切過ぎて大切過ぎて
手放しちゃいけないさ
それが僕の命綱だから
誰にとっても…
僕たちは明日が少しでも明るくなるようにといつも願いを明日にたくし明日でもまた次の明日に
だめでもよくても願い続けるだろう
行き先が消えない明日がそこにあり続ける限り
目的とする場所がある限り 生き続け旅をし続けます
元いた場所に帰るように
明日から明日へと進むよ
おそれを抱く心はここに置いて
それを振り返ることもなく
名残惜しむこともなく
追い越して行くよ
悲しみも切なさもおそれも全て追い越して行くよ
ままならない日々さえもどうせ過ぎていくしかないなら楽しんでいたいから
楽しんで終わりたい
最後の日もこれからもずっと
そうであればいい
そんなふうに
明日も輝ければいい
何気ない光でそっと地味に照らす感じでぬくもりの中で幸せだよという問いにうなずくように僕は僕に問いかけるんだ 僕は僕に何度もいうのさ
想像の壁の群もかるく抜きん出るさ
目の前にそびえ立つのはまだ見ぬ明日
一歩先の未来にも今光があたるよ。