詩人:奏
テレビの中みたいに
家に帰ったらお母さんがご飯を作ってて
出来上がったころにお父さんが帰って来て
お姉ちゃんと4人で晩御飯を食べる。
最大の憧れ
どんなに焦がれても
辿りつかない幸せ
神様は酷いと思う
「越えられない壁」は
与えないんじゃないの?
今はもう
帰るたびに酔っ払ってるお母さんの愚痴を聞いて
怒鳴られて頭を下げて
唯一の肉親に媚びる生活。
クリスマスにいいことなんてある?
一年でいいから。
だから。
お母さんの作ったあったかい晩御飯を
毎日食べてみたいな
2007/12/23 (Sun)