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詩人:あとりえ
僕はリスカする人たちの
気持ちがただ解らない
判らないのです
何故なら
僕はこの二十年間
身体の病により
生きたくとも
他界した人たちのその数
まだ若い年齢で
だから解らない
判らない
リスカする人たちの気持ちが
ガムみたいな感じだとか
気持ちがスーとするとも
読み
僕は何回か
手術を受けたので
リスカする人の気持ちが
判らない
解らないだけ
毎回その度
危機感は在り
接して来た若くして望まずして
亡くなった人たち
その事実により
僕の内面は若年の認知症となるのではと
傷超えた諦めのよな
その時
地球は灰色だったよ
だけど段々鮮やか
より鮮明となり
リスカ辞めてとは
今更言えない
ただ
リスカする姿知り
傷つく人はいる
例えば
親がリスカする姿を
子供が見た後
子供は異様に奮え
フラッシュバック
傷は深く残ったまま