詩人:みに☆
自転車のうしろ便箋何枚ものテガミ家電で長電話 あれも これも 素敵な思い出 今は卒業してしまったあたしたち 二人の 若い思い出 ねぇ 私たちふたり歳をとって おじいちゃんとおばあちゃんになったら また自転車のうしろにのせてよ 電話はしなくても毎日同じ布団で背中合わせにお喋りしようねそして最期に 遺される方に 便箋何枚ものテガミを書こう でも、叶うことならふたりでおなじ日に旅立ちたい