詩人:旅人モドキ(左利き)
羽だから飛ぶ気だとは きみは策略で勝負したがる立ち向かうのを避けられないならば思いっきりぶつかれ仮分数ではとの自覚も秘めていた おさな心など振り返る歳末に分子と分母とが等しくなるよう少しずつでも近づけたいと頭でっかちに考えたり とある詩人に代弁させたりもして滑走路の上空にて回ってくからすの群れをも味方につけたい旋律まで不条理な夜も聴いた想いなど かたっぽあげる