詩人:あかつき
薄暗い月灯りのした息ひそめる想いと想いうずく感情と涙を堪えて流れる時に逆らうように静寂な車のなか吐息に曇る想いと想いきっかけ探り彷徨う男と女撫でるように絡める会話理性も自制も灰になってしまえばいい罪を痛みでつつんでしまおう咲いて散るがいい花も恋も命もみんな……衝動にまかせてきみを抱いた夜───