詩人:どるとる
言葉と言葉の会話を超えた
心と心の会話で手をつなぎあおう
頭がいい人だって人を殺める人がいる
それを考えたなら心が出来上がってさえいれば人は人をどうともなくやっていけるんだ
僕は昔から運動もだめだし
勉強もできなかったよ
何をしても続かなかったよ
でもひとつだけ続けられていることがあります
それはなにがあっても生き続けること
人間は生きてさえいればいつかは楽しいことに巡り会えると信じてるから
今もバカみたいだって生きてるんだ
言葉じゃ言い切れない時には心がしゃべり出すんだよ
本当の気持ちを
心と心で 語り合おうよ言葉じゃ言えないことを全部
あなたが好きで
あなたが憎くて
あなたが心配で
邪悪な思いも
美しい思いも
僕はひとつも
もらさず聞くから
心と心でお話しようよ 言葉を超えた世界で人間が人間らしくあれるうちに例えば心だけでも分かり合えたならそれは素晴らしいことだよね
この言葉を束ねた花束をもしも
愛の歌だと解釈するならそれもいいけどね
僕が言いたいのはね
つまりね
心は第二の会話の手段だってことなんだ
だからバカみたいだって不器用だって
心と心で語り合えばわかるんだ
人間には心があるから
大事なことは心がわかってくれるから
僕はあなたに言うように あなたの心に語りかけるよ
あなたを疑わず
当然のように信じて。