詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕が君に送る思いはどのくらい大きいかな
たとえばお母さんが子供を思うような
じゃなければ恋人同士が思い合う気持ちに匹敵するくらいかな
いつでも僕が君に向ける愛は大げさなくらいで
それは永遠のない時間が物語る 答はいつも思ってるよりずっとかんたんなのさ
だからなにが大切かもわかるはずだ
どんなに小さな思いでも消えない
変に隠さないでいい
小さな気持ちなら小さな気持ちらしく
精いっぱい良いとこ見せてやれ
小さな気持ちの中にはもしかしたら大きな大きな気持ち以上の思いが詰まってるかも知れない
見えた光を信じてその光へ向かってゆっくり歩いてゆこう
きっとなにかわかるはずだよ
心の疑問が解けるとき
君の中の氷は溶けるさ
明日が今日に変わる様に
自然と全ては定着する
なんの不思議もなくそれを当たり前と思う
はじめだけの不安感を抱かせながら
沈んでく 沈んでく
泡だらけの海の中に隠れた光を見た
君が僕にしてくれる全て
僕が君にしてあげられるなにか
それが同じだとは思わない
それでも幸せの価値は君の中では問題視されてない
騒ぎ立てない
ただ目の前にある幸せが十分だからとステキな笑顔を
浮かべている
僕の胸の中に
いつも君がいる
君の胸の中へ
いつも送るんだ
ささやかなパルス
後からきた日々に押し流される今日はそのとたん過去となりさらに遠くなる
それでも それでも
確かに僕はここにいた
君と笑いあいながら
それだけは消えない
それだけは消させない
この僕がぜったい
約束したから
君と結んだから
運命の力がどんなに巨大でも
僕は立ち向かう
僕の精いっぱいの力でぶつかる
そして僕らしい終わりに目をとじる
君と寄り添いながら
ただ当たり前な幸せの中で少しずつふたり消えてく
それが一番幸せ。