詩人:甘味亭 真朱麻呂
長びく恋は終わりにしよう
本物の恋ならば時間はかかっても必ず実るものだと
どっかの本には書いてたけど
僕はそんなの信じない 信じないよ
季節がまたひとつ
変わったら
その色を捨てたら
僕が次の季節の色に染めてあげるよ
次は何色かな
でも恋は忘れられないの
二人なれ合うまでかかった時間以上に長くのびた愛情がまだ僕をつかまえてるから
ねぇ…だけど もう一度
なんて僕は言えそうにない
一度は終わりにした恋だし
かといってあきらめられそうにない
どうすればいいのか
君に聞けるわけもなく
ひとり悩む僕は君からみたら救いようのないイタい人。