詩人:どるとる
死ぬまで僕は人を愛さないと 思っていたけど 見事に心奪われて
君を好きになってしまったよ
桜咲く四月のこと
人を愛すことの難しさや
人に愛されることの喜びも
君を愛してはじめて知ったんだ
家族以外の人とこうやって同じ場所に長いこといることがなんだか不思議さ
でも気づけば君にみとれている僕がいたよ
君を愛して時には君に愛されて繰り返す平々凡々な毎日
それは見返りを求めないただ純粋な愛という物語
ただ傍にいるだけでそれだけで良いような 決していい加減じゃないけど大げさでもない どこにでもあるありふれた二人の関係
今日も君と愛し合っているよ
だけれど誰かと違うのは 君と僕の愛は君と僕じゃなきゃ成立しないってこと
あくまで君は恋人なんだろう 決めつけていたよ 見事に覆されたね
将来さえ誓ってしまった
木の葉散る秋のおへそ
譲り合うことの難しさや
相手を思うことの大切さも
君に愛されて真面目に学んだんだ
同じ時間を重ねてゆくとなんだか少しずつ人の影の部分にも気づくけど その人の本当の気持ちにも気づけるんだね
君を愛して時には君に愛されて繰り返す平々凡々な毎日
それは見返りを求めないただ純粋な愛という物語
ただ傍にいるだけでそれだけで良いような 決していい加減じゃないけど大げさでもない どこにでもあるありふれた二人の関係
今日も君と愛し合っているよ
だけれど誰かと違うのは 君と僕の愛は君と僕じゃなきゃ成立しないってこと
世界中でここだけにある愛を僕は 知っている
それは君がくれる愛であったり僕が君にあげる愛だったりするんだな
今日も君と笑いあっているよ
だけれどふつうの愛と違うのは ふつうの愛より ふつうだってこと わかるかな?
僕は君を愛して
君は僕に愛されて
君は僕を愛して
僕は君に愛されて
その繰り返しさ いつも
単純だけどこれ以上ない幸せ。