詩人:阿紀奈
昨日の夜。
ささいな事で貴方と喧嘩した。
言い過ぎた私。
後悔している。
そんな次の日の朝、凄く寒かった。
寒すぎて、頭は起きてるのに、目は開かないし、体は眠った様に動かない。
貴方は私を残して、静かにベッドを抜け出した。
貴方の抜け出したベッドは寒くて、私は小さく丸まった。
そんな私を貴方は、優しく毛布でスッポリと包んでくれた。
そこに貴方の私への愛を感じた。
嬉しかった。
そして静かに部屋を出て行った貴方。
昨日の
酷い事言った事。
今すぐ謝りたい。
早くベッドを降りて、あの人に言わなくちゃ
「昨日はごめんね」て…。