詩人:スヌスムムリク
頂点を目指すことは
頂点に登りつめるということは
果たして本当に幸せなことなのか
人とは違う人生を歩み
普通を知らないということは
もしかしたら間違っていたのではないか
もっと当たり前の幸せな道があったのではないか
ではその
「普通」 とは
「当たり前」 とは何か
私にとっての「普通」と
世界が考える「普通」は
そんなに違っているのだろうか
お金がなければ生きられないじゃないか
愛がなければ生きられないじゃないか
愛したい
愛されたい
豊かな心ですごしたい
例えどんな暮らしをしていても
結局、人々が最後に行き着く願いというのは
みな同じではないのか
心の奥底の
純粋な部分で
本当に人が望むことに
「愛」
この他に何があるのだろうか
人は変わることができる
自分を変えることができる
でも
変えるべきかどうなのか
変わることが果たして本当に正しい選択になるのかどうか
私にはそれがわからない
どんな道でも
自信を持って
胸をはれる人生を歩む
すべてはそこから始まるのだ