|
詩人:orangest
春風誘うようにまた
膨らむ桜の蕾が一つ
薄紅色に彩られていく
旅立った季節から
僕達はこの道のうえで
何かを失い
何を見つけただろう
だけど後悔してないから
旅立ちはぎこちないまま
期待を膨らませては
僕達顔を向き合わせて
未来を信じて見つめていた
風が吹けば思いは揺れて
街を行けば戸惑いながら
それでも持ち続けた
大きな夢があった
春風一番のせて
今頑張ってきたこと
悔しくて泣いた夜も
明日を生きる喜びに変えて
大空に翼広げよう
ただ素直に
あの日夢に見ていたような
理想なんてどこにもない
度重なる失敗に幾度と
なく諦めようと思った
君を感じては励まされてた
夢を信じては力くれた
僕達は少し大きくなった
かな誰にもわからない
春風一番吹いて
全てのもの受け入れて
優しく強くいて
弱い自分と戦い
そんな自分を許していこう
ただ祈って
きっと明日には明日の花が
かけがえのない
約束のように
春となるのを待ち続ける
僕達は春待花
いつでも抱えながら見た
大きな夢があった
春風一番のせて
今頑張ってきたこと
悔しくて泣いた夜も
明日を生きる喜びに変えて
大空に翼広げよう
ただ素直に
いつかは笑いあえる日々が
そのときが来る
そのときが来るまでに...
僕の花を咲かそう
僕達は春待花