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詩人:MARE
目の前にある 君の手に触れて
僕の描く未来へ 連れて行きたい
彷徨ったあげくの言葉は
太陽と共に海へと沈む
押さえつけた もう一人の僕を
味方にしたら どれだけ近づけただろう
彷徨う言葉が 刺激して
太陽が昇る前に 君をさがす
僕の分身よ 二人を連れ去って
僕の分身よ 沈んだ言葉さがして
目の前にある 君の手に触れて
僕の描く未来へ 連れて行きたい
細かいしぐさを探す 醜い瞳
ただ見ていたいだけなのに
目をつむっていても 同じ景色
時間が 悪魔に思えた
通りすがる猫は 僕を見てあざける
何も出来ない 何も言えない
僕の分身よ 二人を連れ去って
僕の分身よ 言葉のいらない世界へ