詩人:ラズ
僕の隣にいる猫
甘えて寄りそう時は
可愛くて
ゴロゴロ鳴らして
眠そうな顔してる時も
可愛くて
じゃれ合ってる時は
めっちゃ楽しくて
嬉しそうな顔がまた
可愛くて
だけど
突然そっぽ向いて
ひょいといなくなったり
不機嫌な顔して
急に喋らなくなったり
僕に構わず寝ちゃったり…
そんな時つつくと
鋭い爪でひっかくし
困るんだよな
その気まぐれなんとかしろよ
って
言いたいんだけど
そんなこと言っても
君は
光る目で僕を睨んだ後
つんとすました顔で
どこか行ってしまうだけだろう
まったく
ワガママで
気まぐれな猫みたいだ
そんな世話のかかる猫だけど
結局はまとわりついて離れない君が愛おしい