詩人:甘味亭 真朱麻呂
この世界に切なさに焦がれた僕の心を心の底からわかってくれる人などいないさ それは孤独への入り口 悪魔の舌なめずり そんな人は五万といるのにな 繰り返す日々の中で果てしない後悔が胸を貫いてゆくよ ただ僕は悲観的になってただけ ただ僕は悲観的な奴を演じてた ひとりぼっちの月明かりさえも差さない舞台上で 孤独に踊ったり演じたり 覚えている限りのせりふを吐いたりする 平日と何らかわらぬ味のない休日の途中で。