詩人:甘味亭 真朱麻呂
跡形もなくビリビリに切り裂いた今日ってページ
いらだち抑えきれずにあふれ出した
どこかにこっそりしまい込んだ秘密の宝物
二度と戻らない
一場面一場面を記憶の中に残して
忘れないように
刻み込むんだ 決して忘れないように
ああ 忘れないように
その一つ一つのはかないきらめきをずっと輝かせて
素直に染まることが出来ないから鮮やかになれないモノクロの日々はまだ続くけど
それでいい
埋もれたくない 誰かと同じ闇の中に
僕はモノクロでも
言葉じゃ言えない
色を持つ僕という色
僕がモノクロでも
想像全て出しても
決して描けない生命
この身体この心粉みじんにこわれるまで
生まれた喜びにだけはただ単純に素直になれるから うれし涙も流せるさ
きっと きっと
絶対に
きっと きっと
かならずね
涙の嵐にのまれて
今僕たちは悲しみの氷河時代を迎えた
幸せなようで凄く不幸せでもあるこれからの未来をしばらくは担える僕も若者
まだこの世の中のことなにも知らない
だから 教えて
嵐が全てをのみこんで真っ白に染める前に
あぁあ 伝えて
この海の向こう
声を波に乗せ
想いは風に乗せ
この空の彼方
声は波に乗り
想いも風に乗り
僕に届くまで
どうか頑張って
叫び続けて
君を信じてる
君だけを信じてる
君が頼りなんだ
嵐に負けないで
嵐を乗り越えて
嵐を打ち負かして
僕をいつか抱きしめて
そのあたたかい
血の通う生きてる証を
ふるわせながら
愛をもって
愛を見せて
この俺に
この俺に いつか
僕はその日を
ずっと待ってるから
来る日も来る日も
同じ気持ちで
あきらめずに
待ち続けて 君を。