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詩人:旅人モドキ(左利き)
一般論としてのポジティヴはあんまり優しくないんだろうって思う
まったく未来への希望を見いだせない位置からすれば
相手にされなくって突き放された感覚なんて陥ってく
うっかり言い訳や弱音など吐いちゃう気持ちもくんで
認めながら力づけてこそ究極のポジティヴなんじゃないか
なんて事を田舎でくすぶってた道化者がほざいてる
競走でのスポットライトを浴びない場面に飽きて
ぼんやり路傍へ腰をおろし人の流れへ視線なんか送り
苦痛にゆがむ横顔ばっかり観察し続ける抜けがら
あっかんべえで先頭に立つと追い越した集団まで叫べ
変わろうとしてもしなくっても結局は少しずつ成長するだけなんだよ