詩人:あとりえ
私は本に憧れたことはない
本に始め載せた後先
戦争のことに話しは
行きつく
本当のことを書いてしまう
例えば
地球と似た青い星
人間と似た知的生物
戦争を始めた
あの国 あの国
参戦したあの国と
その各国の子供たちを
24の瞳のような女先生は
時に
ママと呼ばれていた
その子供たちは大人になり
望まずして戦人にされ
先生は泣くことしか出来なかった
次に 生徒の母国が
爆撃に
まだ幼若い生徒は犠牲
先生はこの辺りから
涙は出ず
おかしくなっていく
次に別の国へ帰国した
生徒の国は破壊された
沢山の生徒たちが帰国した国
ほとんど生存者はいなかった
次に今 自分が教壇に立ち
幼い子供の生徒たち
ママ助けと叫ぶ空から
爆撃の音
破壊していく校舎
ママ先生は
超能力がある事を隠して
生きて来た
恐ろしき悪魔の修羅姿となり
爆撃して来る国の指令先へ
「マザーを
怒らせたら おしまい」
悪魔の修羅姿となった
ママ先生は
爆撃先の指令先へ
超能力により
銀河の一部はビッグバーン化。ブラックホールが
出来てしまう念力を送り
そのブラックホールから
出た先
ある惑星が出来た
太陽
近くにまだ出来立ての星
そのうち青い星となる
マザー
マザー
僕の戦争話しは
こんなおとなしい範囲で収まらない