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[21925] 遠恋応援プロジェクト 5

詩人:野上 道弥

      『高速道路』

鍵が声を出した

想いがした

秋桜が綺麗に咲く丘の上

二人の休日に行った日から走らせてない

今から走って何時間後に着くのか


考える時間よりずっと早く

エンジンが火を吹いた

君が誉めてくれて間もなく

会社の歯車に成り下がり

遠いところまで付き合わせたっけ


真夜中の高速は

想いの他車が多い

明日は会社をズル休みして

君を枕に眠ろうか

真夜中の高速の現実からの逃走劇

走りに走って君の元

2004/11/30 (Tue)
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