詩人:甘味亭 真朱麻呂
君が見せる涙は
見ているだけでこっちまで痛みが伝わってくるほどだ
胸苦しさともどかしさがストレートに僕の心を突き刺す
君はこれ以上の張り詰めそうな胸の痛みと戦っているんだ
それなのに僕は黙ってるだけで何もしてやれない
ナミダノバルブを閉めるには
どうしたらいいのかな
溢れ出る涙を止めるには
どうしたらいいのかな
下手に触れば傷つけてしまいそうで
恐れてしまって躊躇う心が震えてる
それでも寄り添っていた
それしか思い付かなかった
それでも君は有り難うの言葉をくれた
逆に僕の方が励まされてしまった。