詩人:甘味亭 真朱麻呂
奇跡は人の目につくくらいすぐそばに
いつでも近くにあるのに人は気づかずに通り過ぎてしまう
それをすぐ他人のせいにして責任逃れ
人はきっと人以上にはなれないから
人は誰でも出来ないことは出来ない
一見非力なように思えるけど だけど
人はこんなちっぽけな力で誰かを照らせる
それを必要としてくれる誰かもいるから
ちっぽけな力を持つ誰かは同じようにちっぽけな力を持つ誰かを愛せるのだろう
体外のものは不確かな世界で何を信じて生きていればいいの?
時々 空は晴れて
時々 雨が降るよ
五分と五分の差だけが運命を傾かせる
どちらに傾くかわからない世界の中でとりあえず今日に賭けてみる
結果はいつもだめだけど
それでも小さな奇跡を信じてる
それでもなぜか奇跡を信じたい。