詩人:どるとる
人は誰も仮面で本心を隠してる 僕だって隠してるのさ
言いたいこと 言いたいけど 言えないから黙ったまま
口をふさいで嘘しか言えないよ
まるで仮面で本心を隠してる僕らは 常識という舞台上で踊っているようだ
嘘をつくことも
愛想笑いも
うまくなってしまったよ
仮面を剥ぎ取って
素顔で笑いたい
素顔で生きたい
だけれど今日も素顔さらせずに本心に蓋をするように仮面で自分を隠して生きている
嘘ばっかりの世界
信じられるものはごくわずか
それでも
それでも
あなたを信じたい
自分も信じたい
そう思うのさ
闇の中に咲く
光を帯びた花
一輪揺れている。